コンペ活動

緑の丘で本を読む

 福島県白河市が主催の白河市立図書館の基本設計のプロポーザルコンペです。コンペの要望として「市町村合併を行った白河市に広域的な拠点施設として新図書館、歴史的遺産の残る駅前開発を見越した計画」が求められました。敷地の現況として、隣にはJR白河駅があり、駅近郊には道場門跡、新築予定の文化ホールがありますが、この駅自体には駅前広場がありませんでした。
 そこで、広場のない駅に近郊の文化施設を望みながら本が読める公園を作り出すことを提案しました。図書館の中や外でときには上の屋上広場で、自由に本を持ち出して、本を通じていろいろな活動ができるようにと考えていたと思います。
 このコンペも建築デザイン研究所の下で行わせていただきました。当時は博士課程としてみんなが修士課程を修了した後も大学に残っていたのですが、この事務所に就職した同期の伊藤寛さんに誘ってもらってコンペに取り組ませていただきました。立場が変わりながらも一緒に設計できることが楽しかったですね。

建築デザイン研究所(村林桂・山下和哉・熊谷逸子・丸谷久美・伊藤寛)、西本雅人
白河市立図書館 公募型プロポーザルコンペ
2006年9月

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