コンペ活動

編み込まれた光の帯

 重要伝統的建造物群保存地区の奈良県今井町で行われた町屋をフランス料理プ+洋菓子店に回収するアイディアコンペです。町屋の既存の柱を残して昔の面影を残しながら、新しいお店に改修する案を提案しました。どのように残すかについては、既存の柱を間伐材の耐震壁によってサンドイッチするように補強することを考えました。それによって長・短材の木材を柱に格子状に編み込むように組み立てることで、組積造のようなファサードを生み出した。間伐材の隙間にはガラスが差し込まれ、そのガラスから店内や日の光が包み込み、昼と夜で店内の光の演出を楽しむことができます。
 このコンペは僕と久保久志さんによる共同制作です。今はH小学校やT小中学校、K中学校などで一緒に計画に取り組ませて頂いていますが、これが最初の共同制作だったのですね。また、CGは村井一さんにお願いしました。彼は当時からなんでもできて、このパースも3時間くらいで作ってくれたんじゃなかったかな。

西本雅人、久保久志、
今井町屋再生デザインコンペ 第26回全国町並みゼミ かしはら・今井大会
2003年9月

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