コンペ活動

石垣と緑の裾野に

富岡義人・建築デザイン研究所(村林桂・山下和哉・熊谷逸子・丸谷久美)
西本雅人・久保久志・伊藤寛・松本洋平
三重県熊野古道センター(仮称)基本設計 公募型プロポーザルコンペ
2003年11月

 三重県が主催の三重県熊野古道センター(仮称)の基本設計のプロポーザルコンペです。世界遺産となる熊野古道をテーマとする拠点施設を創るため、情報発信機能、研究・保存機能・交流機能が求められていました。敷地の周辺には棚田が広がり、この棚田の秩序を石垣によって敷地内に呼び込むことを提案しました。石垣による切通しは建物の骨格となる構造壁となり、入口の結界・展示室へのアプローチ・雨樋となる多様な効果を含むものです。
 博物館までは「とおり(男)坂」と「つづら(女)坂」による2つのアプローチがあり、歩くことを楽しむ場を創ることや前面に広がるおもての斜面を地域活動の場「もてなしの庭」として活用を図ることをねらいとして計画しています。
 このコンペは富岡義人先生の研究室と先生の事務所である建築デザイン研究所で行うものに別の研究室だった僕が混ぜてもらう形で参加しました。初めて参加するプロポーザルコンペで先生や友達と一緒に設計していくことがとても楽しかったですね。

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